奥能登の酒造メーカーが協力して、東京(丸の内)での販促活動を開始したそうです。
<富山新聞より、転載>
東京で「奥能登酒蔵学校」 6社が第1回の講座
奥能登の酒造メーカー6社による「奥能登酒蔵学校」は19日、東京・神田淡路町の複 合施設「ワテラス・コモンサロン」で始まった。能登産の日本酒の魅力を発信し、首都圏 でファンを増やす狙い。全10回のプログラムで、能登での実地活動も行い、五感で奥能 登の風土や文化も知ってもらう。初回は22人が参加し、舌の肥えた首都圏の女性らが能 登の発酵食品と日本酒の相性の良さを実感した。
酒蔵学校は数馬酒造と松波酒造(以上能登町)、櫻田酒造(珠洲市)、日吉酒造、白藤 酒造、中島酒造(以上輪島市)が運営。東京・丸の内で出勤前の会社員を対象とする市民 大学「丸の内朝大学」の地域プロデューサークラスの受講生や能登空港利用促進協議会が 協力した。
プログラムは東京での座学が6回、能登での実地活動が4回となる。実地活動では、酒 米の田植え体験や酒蔵の見学、酒とつながりの深いキリコ祭りの「よばれ」にも参加する 。
初回は講師の酒食ジャーナリスト、山本洋子さんが能登にいしるなどの発酵食品や酒造 りにこだわりを持つ酒蔵が多いことを説明し、「能登は発酵珍味のパラダイス。だからこ そ、おいしい日本酒が育まれた」と強調した。参加者はカワハギのいしる漬けや岩のりを 味わい、6社の純米酒を飲み比べた。仙台市出身の会社員、小野寺紫乃さん(30)=東 京都杉並区=は「酒とおつまみの相性の良さに感動した。ぜひ能登にも行きたい」と話し た。
数馬酒造の数馬嘉一郎社長(27)は「継続的な取り組みにし、能登を訪れる人や能登 の食文化を応援してくれる人を首都圏で増やしていきたい」と語った。
<転載、以上>
数馬酒造の社長は、27才なのですね。驚きました。この催しでなくても、キリコ祭りには一度、行きたいと思っていました。
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