風骨ブログ - 「日本酒ロック・フェスティバル」も大手11社の発想では…

「日本酒ロック・フェスティバル」も大手11社の発想では…

カテゴリ : 
酒日記
執筆 : 
KKousaka 2014-6-4 10:01
「日本酒がうまい!」推進委員会を組織する京都、兵庫の11の大手酒造メーカーのイベントはどうもピンとこない

「梅田のゆかた祭りに連携すれば、お客も多く来場するだろう」
「ミス日本酒も参加して」
「イベント会場に大きな仕掛けをすると評判になるかも」

大体、予想される範囲のイベント企画なのが、いつものこと。
地域の風土文化を発信する=地域の商業イベント(ほとんどが広告代理店などのからむ、本質的な地域風土文化というよりは全国でパターン化した商業イベントがほとんどのため、地域性よりは、金太郎飴のような並列のイベント)

何故、日本酒をロックで?
などという疑問に風土性や地域性、日本酒文化をより歴史的に発展させるという工夫もなく、より多く飲んでもらいたいといった安直な発想が見え隠れする。
どうして、風土文化としての日本酒文化を自分たちで低めてしまうのだろうか?洋酒、欧米文化への憧れから生まれたサントリーの「洋酒天国」などの嘗ての広告宣伝も全面的には否定できないにしても、その当時のウヰスキーを核とした欧米の飲酒文化とその文化を形成した欧米文化の発見という一点では、観る価値もあったのだが…。

日本酒文化を日本食が世界文化遺産となったのに合わせてと銘打つイベントとしては、あまりにも自らの文化を理解できていない。

何故、京都、兵庫で日本酒文化が育ったのか?ひいては、その土地ならではの日本酒の飲酒文化を日本のどの地域にも増して、丁寧に、詳細に紐解き、日本文化の中で位置づける努力=そうした活動を具体化するものとしてのイベント創造という構造なくしては、文化育成への将来がない
と考えるのは、私だけ???単独メーカーでないからできるのは、その規模だけでなく、内容という発想に至って欲しいものです。

一応、このフェスティバルの飲み方、飲食文化提案をご紹介します。こちらから、ご覧いただけます。
是非、地域文化を発信しているかを判断してみてください。基本、夏の日本酒飲み方販売促進の域を出ることはありません。日本酒造組合中央会でやって欲しいことを京都、兵庫が替わりにやりましたということでしょう。

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