風骨ブログ - J.D.サリンジャーの「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」を読む

J.D.サリンジャーの「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」を読む

カテゴリ : 
雑感
執筆 : 
KKousaka 2018-9-24 15:48
6月に最新訳が発売されたJ.D.サリンジャーの「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。
武蔵野市立図書館で数人待ち(2週間程度)を経て、ようやく、ゲットできました。

高校時代の恋人に突然、30年を経て、会うことになったような気分の中で、この短編集を少しずつ、読む予定です。



初めて、J.D.サリンジャーの訳書を呼んだのは、高校時代で、角川文庫版の鈴木武樹氏の訳だった。「フラニ―とズーイ」が最初で、その面白さから、一気に「グラス家物語」という連作、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」「シーモア序説」「バナナフィッシュに最高の日」「ナインストーリーズ」などを読み漁ったものです。訳本では物足らず、原文で「フラニ―とズーイ」と「大工よ、屋根の梁を高くあげよ」は読んで、原文で読むと全く異なった感慨が得られるという体験をしたのもこの頃です。本棚の奥から、ボロボロで、黄色く変色した英語版がでてきました。



数年前に村上春樹訳の「フラニ―とズーイ」の文庫本が出版されたときも、買い求めて、その日のうちに読んだことを思いだしました。村上氏もズーイの原文の英語の面白さをその感想で書いていて、我が意を得たりとうれしくなったものです。私にとってのサリンジャーは、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」ではなく、グラス家物語連作でした。

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