風骨ブログ - 何がインクルーシブ教育??

東京学芸大学のインキュベーションセンターが推進するExplaygroundに関わってみて感じるのは、既存の文部科学省などの放課後プログラムとか、地域連携のためのコミュニティスクールなどの路線を外れるプロジェクトの少ないことです。
例えば、口では、「インクルーシブ教育」といっていて、多様な個性の子どもをというイメージのみで、同年代の障害者は視野に置いていますが、多世代との学習環境、空間、時間、コンテンツの共有という発想は、ほとんど無しです。大人と一緒、おじいさんと一緒などということは想像もできていないというのが実態です。公教育での小中学校での教育という枠組みから外れることがないからでしょう。既存の公教育の視点から、ほとんど転換できていないのが実感されます。
それぞれの世代は、同じ空間に生きているのにまるで別な世界で生きているかのような教育環境が現出します。教える、語る存在としての「教える側」の生き方も内包できないような教育や相互に学びあう環境無しには、破城こそすれ、発展できないのがなぜ、理解できないのでしょう。

故河合隼雄先生が「仕方ないね。その今と付き合っていくことが大事。気長にやりなさい。」と笑っておられるのがわかります。

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