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風骨ブログ - 酒日記カテゴリのエントリ

やはり、住民による風土知を守ることがなによりです。その土地に記憶として、刻まれた名を守りたいという住民の意志は何より需要です。

前回の記憶を辿る旅で書いた酒屋の児玉氏が紹介してくれたのが、新潟・佐渡の「アルコール共和国」。その当時の案内チラシも見つかったので、ご紹介します。
オレンジ色紙に黒で刷られたものなので、画像調整しても見づらいと思います。

表紙のイラストを見て、なんとなく思い出す方もいるかもしれません。
色々なイベントが開催されました。


東京の酒造元を調べていて、組合で12月に毎年、9蔵の統一銘柄「東京銘醸倶楽部」なる吟醸酒(五百万石100%)を販売していることを知りました。

http://www.ku-gai.com/modules/torimizu/index.php?content_id=65


小金井地域では、新小金井の田中屋酒店のみでの販売のようです。
Libalis red 2014 V.d.T. Valles de Sadacia



スペイン北部のバジェス・デ・サダシア地区のワインです。
イチゴなどの赤い果実の中にカラメルやバルサミコの風味を感じます。
口当たりはスムースでアフターにほんのり甘さと長い余韻があります。ブドウ品種は、ガルナッチャ95%、モスカテル・デ・グラノ・メヌード5%で、フレンチオーク樽で5カ月熟成させたものだそうです。冷やして飲むことをお勧めします。
このシリーズの白は、賞などをとっているので、ご存じの方も多いかもしれません。もちろん・カバもあります。

酒飲みにとって蕎麦屋

カテゴリ : 
酒日記 » 地酒の幸福
執筆 : 
KKousaka 2018-8-27 16:57
自分の事務所があって、約20年ほど通った新宿西口。酒飲みにとって、居酒屋と同じく欠かせない店が蕎麦屋だろう。新宿西口には、「渡邊」がある。

2年程前に事務所を移転し、今回さらに遠くなったこともあって、何かの機会に新宿を訪ねるときは、昼なら「蕎麦屋の渡邊」。夜なら、「新宿ゴールデン街」と決めている。夜の訪問は足が遠のいていて、昼がほとんどのため、行けば、「渡邊」の暖簾をくぐることになる。

今日は、とろろそば(せいろ)。変わらない味。その味、記憶(味覚?)は消えないもののようだ。

今日はスペインの地葡萄品種「メンシア」の赤ワインをご紹介します。

Atlantis by Maetierra Mencia2014/Bierzo

私が購入した和泉屋のサイトからのこのワインについては、以下のように説明されています。

スペイン北西部の葡萄畑に焦点を当てた「アトランティス・シリーズ」。大西洋気候を影響を受ける5つのエリアのスペイン地品種から4つの白ワインと1つの赤ワインをリリースします。紫がかった深いチェリーレッド。赤い果実と黒い果実の香りにバルサミコ、ハーブなどの複雑な香り。フレッシュで凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが感じられます。



●このメンシアという地葡萄品種については、スペインワインの公式情報サイトより、以下に転載して、ご紹介します。

<転載、部分>

Mencia【メンシア】種とは

この品種は、中世時代、サンティアゴ・デ・コンポステラに向かうヨーロッパの巡礼者たちによってイベリア半島にもたらされたと考えられています。
ガリシア州でも栽培されているが、特に結果がよいのはDOビエルソである。粘土質と石灰質とスレートを含んだこの地域の土壌をこの品種ほどよく表現しているものはありません。
生育・成熟期間が短く、樹勢はそれほど強くない。房はほぼ円柱形で、皮はそれほど厚くない。テンプラニーリョよりもタンニンや酸味が少ない成分で構成されているが、飲むとフレッシュなワインとなり、また潜在アルコール濃度14パーセントの達成をみるまで成熟します。
近年、革新的な醸造家たちによって注目されるワインが造られています。

<転載、以上>
前回、池袋の甲州屋酒店の話を書いたが、その店主が児玉光久さんです。惜しくも40代で逝去されましたが、その地方の地酒への貢献度は、他に比較できないほど大きなものがあります。東京に地酒を紹介したという実績だけでなく、地酒のなんたるかを広く知らしめた地酒の大恩人といえます。

昭和50年代、当時20代の私にとって、夕方、仕事帰りに必ず、この甲州屋さんに立ち寄るのが、楽しみで店頭で酒を酌み交わしながら、光久さんと話す時間はかけがえのないものでした。八海山も梅錦も神亀もここで知りました。地道に「酒販ニュース」という手刷りのチラシを配って、地酒を知ってもらいたいと良く取引先などに配っておられました。昭和58年の新潟でのアルコール共和国設立のニュ−スを伝えた号が手元に残っていたので、以下にご紹介します。




当時は、抱き合わせという吟醸酒を一本購入するためには、普通酒をかなりの数仕入れないと駄目だという慣習がまだあり、児玉さんがどんなに苦労して、吟醸酒などの特別な酒を手に入れていたかを知っていただけに、ほんとうに貴重なお酒を飲ませていただいたという気持ちでいっぱいです。毎日、購入した一升瓶の酒をぶら下げて、ほろ酔い気分で自分の千駄ヶ谷のマンションまで帰りました。

アルコール共和国(佐渡の真野鶴)には、その後、児玉さんの紹介もあって、毎年新潟の酒蔵巡りをするようになった頃、やはり児玉さんの紹介で夏に団体で訪れたことがありました。最近、新しい真野鶴の新しい社長さんと利き酒会でお会いする機会があって、その頃の話で盛り上がったのが記憶に新しいです。

ほんとうに惜しい人を失ってしまいました。
rakutenに掲載されているこのワインの説明を以下に転載します。楽天では、1,050円で販売されています。

<転載、部分>

Filoco Douro Branco 2015

女性醸造家が造る、銘醸地ドウロのお手頃価格ワイン!

現醸造家マルタ氏の祖父は彼の生まれ育った故郷、ドウロ地方を愛していました。彼は人生すべてをドウロ地方に捧げ、数年間の間に数ヘクタールの畑とワインセラーをいくつか立ち上げました。畑とワインセラーはブランド、そして最新機器やテクニックとともに近代化されていきました。彼の孫娘であるマルタが醸造責任者になってからも、積極的に新しい技術を取り入れるスタイルに変わりはなく、近年、このワイン生産者はドウロ地方においてもっとも大きく、そして成功した家族経営企業として知られています。

<転載、以上>


葡萄品種は、3種で、
マルヴァジーア・フィーナ40%、ラビガト30%とヴィオジーニョ30%です。どのポルトガル地葡萄品種も馴染みがないものです。この機会に調べておきます。

今回は、佐々木久子さんの酒縁歳時記(「酒 はる なつ あき ふゆ」として文庫本で再版)に収録されていた。夏の酒の話を酉水楼ガイダンスにある季節の酒のコーナー、以下にアップしました。瀬戸内海のスズキ、いいですね。

http://www.ku-gai.com/modules/torimizu/index.php?content_id=63

酒の記憶を辿る旅 「旅の入口」

カテゴリ : 
酒日記 » 地酒の幸福
執筆 : 
KKousaka 2018-8-22 0:15
今から、40年以上前、日本酒数奇がこうじて、全国の酒蔵巡りや東京での飲み屋散歩に明け暮れていたのですが、久し振りに整理していた古い書類などと一緒に当時のメモなどが出てきました。

そのメモを元に記憶を辿り、また違った旅、今度はネット上と文献の旅をしてみようと思います。
当時は、丁度、新潟の酒ブームのきっかけとなった「越乃寒梅」が「酒」(酒の友社が昭和30年頃から発行)の編集長だった佐々木久子さんに発掘されたことをようやく知り、その東京で飲める店を探して歩いていた時期でした。この本は日本酒好きのバイブルのようなものでした。
このサイトで季節の日本酒を語る際に、佐々木久子さんの「酒 春・夏・秋・冬」を取り上げるのもそうした自分にとっての日本酒との付き合いに欠かせないバイブルだったからでしょう。

今では、新潟酒の代表選手のように言われる八海山も、当時は、小さな蔵で、東京で吟醸酒などを飲めるのも数限られた場所でした。
飲みたくて、池袋の甲州屋屋さんまで日参した憶えがあります。