漫画、アニメーションを考える風土とは

既存の地域風土である農業や商店などの小売業などは、歴史的に古い継承する世代がありますが、漫画やアニメーションは、かなり新しい分野のために関わる世代がかなり若い層に偏っているのが現状です。もちろん、作家は、昭和初期の世代から、存在するのですが、実際にヒアリングできる高齢あな方々は、限られてくるのが実際です。アニメーション産業を小金井市に呼び込むためには、スタジオジブリに頼んで、アニメの学校などを創れば良いという議論も聞きますが、そうした一方向からのみでは、文化成熟は望めないのです。アニメファン、楽しむ層のこと、そうした業種で働く層やその家族などの幅広い市民の視野を取り込んでいかないと文化育成は望めないように思えます。

その意味では、聞く側の若い世代の環境整備も他と比べて、層も広く重要な要素かもしれません。
ある意味で「漫画、アニメーションを愛する層」との交流、求めるものを考えていく必要があるようです。

小金井市の場合は、スタジオジブリと宮崎、高畑両先輩が常に取り上げられるのですが、もっと広くアニメ、漫画文化を捉えていく必要があり、その環境も広範囲に本屋、ビデオ店、映画館、学校、働き手の生活環境などを考えていくことが聞き書きの重要な要素になるかもしれません。

もちろん、最初は、スタジオジブリとアニメ協議会などのメンバー企業などを中心に聞き書きをしていくのですが、広く調べておこう必要がありそうです。
地域も漫画、アニメーションという文化が広がってきたという歴史を考えると武蔵野市、国分寺市など周辺の環境も取り込むようにしていかないといけないでしょう。

聞く側の準備学習には、学生はもちろん、本屋(古書店も含む)、図書館、上映環境づくりを担う人々も巻き込んでいく必要がありそうです。


<この項、続く>
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