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トップ  >  様々な「地域再生論」を知る  >  内田樹「ローカリズム宣言ー“成長”から“定常”へー」その1:概観する
いよいよ、真打の登場です。現在のところ、その着眼点、地方文化と日本の風土文化を捉え、これからの地域で暮らす、ひいては、日本で暮らすという意味での生き方の課題に継承を鳴らしてくれる著作の登場というところでしょうか。内田樹氏の地方再生論です。

もちろん、このまま実行するという指南書として読むのではなく、課題を明確にしてくれるものとして、お勧めします。実際の方法は、それぞれの地域、風土文化を理解していく中で開発しなくてはならないと思っています。


【ローカリズム宣言を読み解く】

まず、この本の目次を以下にご紹介します。
さらに次の章でそれぞれの章ごとにその優れた点を読み解き、その各コンテンツから、本サイトの「風土知研究」に実際に展開していく内容へのリンクも設けました。
どこが優れていて、そのどの内容を風土知研究に活かしているのかをご紹介していきます

この本の目次は以下のように13章に分かれています。



第1章:脱「経済成長」 グローバル資本主義は終焉する

第2章「山河」を守る 「成長」から「定常」へシフトせよ

第3章「国家の株式会社化」 サラリーマンマインドを捨てよ

第4章「定常経済」と「贈与」 先人の資産を次世代へパスせよ

第5章「小国寡民」と「ハイパーグローバル」 「グローバリズム」と「アンチ・グローバリズム」の安定点を探せ

第6章「廃県置藩」のすすめ 日本をローカルに「分節」せよ

第7章地方で生きるということ 脱都会で人間的成熟をめざせ

第8章「個人」から「集団」へ 共同体主義で"危機"を乗り切れ

第9章脱「市場経済」 市場に委ねる部分を減らしていく

第10章脱「地方創生」 地方創生の狙いは冷酷なコストカット

第11章脱「国家」 国家の存在意義が急速に失われつつある

第12章定常経済へ 「小商い」で生き延びろ

第13章脱「マスメディア」 真偽を見極める直感力を身につけろ

第14章脱「査定」 これから君たちはどう生きるのか?


<目次転載、以上>

次の章からは、この目次に沿って、その重要な論点、特にこのサイトの「風土知研究」に関わる重要な部分と実際に実行モデルとして、発展させていくべき、内容を導き出していこうと思います。

<この項、了>
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