「六部塾」とは

六部塾は、の子供から高齢者まで、さまざまな世代のための地域での社会教育を担う私塾=フリースクールプロジェクトです。
ただ、この私塾には、決まった「教える場所」や「教える対象」は、無く、「教えるべきもの、こと」と「教えるためのシステムや仕組み」のみがあります。


また、いままで私がお会いした素晴らしい偉人たち、故河合隼雄先生など、数人の方々の教えをその教わるべきこととして、整理・再構成をしました。

具体的には、地域にある「教える人や組織、場所」との連携を摸索し、今までに地域で培われてきた教えること」と有機的に繋がり、その支援、サポートをしていくことをこの私塾の目的としています。

さらに教えるコンテンツは、優れた先人の先生方(河合隼雄氏は、もちろん、司馬遼太郎、堀田善衛、岡潔、森浩一、中尾佐助、網野善彦などの先人たち)の知を活用したものですが、さらにこの土地、地域で教える意味として「地域の知」=「風土知」として、これらの偉人たちの「知」を整理し、発展させています。

このようにして、この土地にしかない、独自な「地域知=風土知」を創出していくことが私たちの「六部塾」の社会教育活動です。


受講は、基本無料です。塾の運営は寄付や補助金などを活用します。

その目標とするところは、全く新たな視点での「地域における社会教育機関モデル」の創造です。


その教育によって、実現したいことは、簡単に言えば、

その1は、「受講生が、地域で生活していけるようになること」です。

ただ、それだけではありません。地域知=風土知とはその知を担ったり、大事に思う人全ての人が地域知を学ぶことでその風土を愛する、大事にするようになることでもあります。その意味では、

その2は、「学ぶことでその場所にいなくともその風土を愛し、守っていくことができるようになること」なのです。

つまりは、地域の一員として、地域知の創生、地域創生に関わることができるようになることと同時にその地に居なくても、その地を愛し、慈しむことも「学びの目的」としています。

そのため、当然ですが、対象となる受講者は、

その1は、「地域に暮らす、学ぶために通う、働く「幼児から、高齢者まで」の全世代」なのですが、その2は、「その地域から遠く離れていても、学び交流し、その地域風土を慈しむ全世代」の人々も含まれるのです。

そのことによって、地域創生に欠かすことのできない、各世代間交流、多様なコミュニティづくり、地域を愛する、守りたい人々の交流の促進なども同時に目指していきます。

その3は、それぞれの世代が、「他の世代の支援をし、他の世代が求めるものを提供する」=「相互扶助するための方法」を学ぶということです。

例えば、高齢者の学習は、若い世代の未来を拓くにはどのように自分たちが行動すれば良いのかを学び、若い世代は、高齢者や弱者がどのようにすれば、一緒に幸せに暮らしていけるかを学びのです。一緒に学ぶことで、相手への合理的な配慮を学び、それを進めるための方法を獲得していきます。


これらの目的から、学ぶ場所は、その風土でもその風土から離れたどこかの場所でも良いのです。

良く聞かれる「あなたの私塾は、どこにあるのですか?」という質問に答えるなら、大事と思う風土のどこかであり、遠く離れた風土への想いをもった学ぶ人がいる場所でもあるということです。

その意味で、塾の校舎は、学ぶ場所程度の意味しかありません。他の教育機関や学校とも連携し、ネットワークを介して、学ぶコンテンツを提供もしますが、その場所にある「何か」を教材とすることもあります。


現在は、東京都の小金井市という地域エリアでの試験的な実施をしています。平成30年現在は、まだ発起人である数名の有志による運営をしています。その、具体的、かつ実践的な教育指針は、以下のようなものです。



1)現状の地域教育資産の継承する:

地域における既存の教育組織やプログラムとの連携を摸索し、それらを発展させていく支援プログラムとして試行する


2)フリースクールとして実施を目指す

受講費用は、無料で運営、プログラム設計、講習実施は、寄付と発起人と地域ボランティアにより行っていきます。

考え方に賛同し、試行に参加してもらえる地域ボランティア(教育者、学生、企業人、退職者、高齢者)などを地道に広げていくと同時に組織化していく。実際に活動している市民活動の中での連携、活動発展も摸索し、行政の生涯教育プログラムの発展や利用も視野に展開していく。

3)全世代を対象に設計、実施する

義務教育、その後の高校、大学世代はもちろん、その以前、親、職業教育を受ける社会人から、高齢者世代まで、全ての参加、相互コミュニケーションづくりを目標にプログラムを設計していきます。

4)もっともローカルな地域(町内会、近隣、近郊公園コミュニティなど)を対象に実施する

地域住民の全ての参加、相互コミュニケーションづくりを目標にプログラムを設計していきます。そのために、町内会の活性化プログラムも内包し、既存の町内会に新たな未参加の住民を巻き込む、必要性の高い地域コミュニティを摸索するための手段となりうるように設計、実施します。

<試験実施>

講座の第1弾(2020年から開講予定)は、

本サイト内プログラムとしては、
「我が町の記者クラブづくり」(こちらの別途項目にて計画中)と「私的図書館=小金井・私文庫」プロジェクト(こちらの項で説明)の2つ

それ以外の市内で推進しているプロジェクトでは
「学芸の森人集ラボ」(こちらの別途サイトで推進)や「小金井市環境市民会議・生活環境部会」(こちらで展開中)
と連携して行っていきます。

●具体的な内容は、

*それぞれのコミュニティのための情報システムづくり(既存の町内会の会報やニュースレターなどを作成し、配信する作業に参画し、その活性化を図るなど)

*それぞれのコミュニティにおける新たな情報共有と配信を基本に様々なテーマ(歴史文化、防災、飲食、環境学習会などの開催)による「地域知・風土知」の発見する講座

です。


*モデル実施地域や対象としては、

A:市民活動を核としたコミュニティ(小金井市中町<荒木町会>、東町などの町会や公民館講座関連コミュニティ、公園コミュニティなど)
>市民アカデミーでの連携トライアルは、こちらから

B:東京学芸大学関係者によるコミュニティ

C:個人・コミュニティの運営する私的図書館(コミュニティ文庫)の創造と運営システムづくりを推進する有志のコミュニティ

などを検討中です。


以上の1)〜4)の4つの実施方針に基づいて、地域モデルづくり(設計)と実践<試験実施>と<参加者募集>をしていきます。

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