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黄金井とは、どんな井戸?

小金井市が現在、小金井の地名由来としている説は、「黄金の井戸の地」という説明です。
以下にご紹介した資料の発行年代からもその最新である「小金井市公式サイトの情報」「小金井市の歴史散歩(平成26年発行)」から、その説を基本としていることがわかります。

また、諸説あるということも記載はしているのですが、公式サイトの記述から見るとこの説が小金井市の公式見解のようです。

このサイトでは、以下、小金井市の公式サイトや文化財課などが発行している市誌資料などを調べて、以下にご紹介し、どのようにして、その説に至ったのかという経緯、文化財係の調査文献や歴史研究の変遷を明らかにしていきます。その上で、他説の紹介、研究なども進めていきたいと考えています。


1)小金井市公式サイトからの情報

小金井市の公式サイトにある市政の紹介コーナーの一つに「小金井市の紹介」という頁があります。

こちらからご覧になれます。

その中での小金井市の地名の由来を以下に転載して、ご紹介します。<小金井市公式サイトより転載(平成28年)>

小金井の地名の由来
 小金井の地名は、「黄金に値する豊富な水が出る」ことから、黄金井(こがねい)が小金井になったと言われています。(東京の名湧水)
 また、中世には、現在の前原町南部が金井原(かないはら)と呼ばれており、あるいは、土地の支配者金井氏にちなむ地名という説もありますが、明らかではありません。


<転載、以上>


2)「小金井市の歴史散歩」からの情報

小金井市が発行している小冊子「小金井市の歴史散歩」にも、その巻頭に「小金井市のあらまし」という項目があり、その中で、(2)「小金井」の起源と町名の由来という章をたてて、由来を説明しているので、以下にご紹介します。この小冊子の編集・発行は、小金井市教育委員会です。

<「小金井市の歴史散歩」(昭和26年発行・改訂版)より、転載>

武蔵野台地の各地には、井の頭・石神井・高井戸・貫井等、湧水と結びつきのある土地に“井”のつく地名が残っており、古い時代から湧水を中心に集落が発生した。「小金井」の地名は「黄金(こがね)に値する豊富な水がでる」という意味から黄金井=小金井になったといわれている。
また、中世には現在の前原町一帯が金井原(かないはら)と呼ばれていたともいわれ、小金井氏の所領、あるいは小さく曲がった川=小曲(こかね)井といった説もあるが、地名の由来は定かではない。(後略)


<転載、以上>

3)「小金井市誌検γ鰐省圈(昭和53年発行)からの情報




4)「小金井市誌供ξ鮖吠圈(昭和45年発行)からの情報




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