トップ  >  酒雑学、備忘録  >  季節の酒・年中行事と酒  >  3月・白酒 その4:平安時代、曲水の宴に登場する「桃花酒」
平安時代の桃花酒
どうも、この時代の桃花酒は、「白酒」ではなかったようです。桃の花を浮かべるという意味では、透明な日本酒の方が可能性が高いように思えます。

前の項目でご紹介したAll Aboutで三浦康子さんも以下のように説明されています。

<All Aboutより転載>

桃花酒(とうかしゅ)は桃の花を浸したお酒です

酒器に桃の花を浮かべて…ただそれだけで、大人の雛祭りが始まります。
桃は百歳(ももとせ)に通じることから、諸病を取り払い顔色を麗しくすると言われています。

また、古代中国に、桃の花が流れる川の水(桃花水)を飲んだら300歳の長寿を得られたという故事があり、平安の貴族たちは3月3日に曲水の宴を催して、桃の花を盃に浮かべた 桃花酒を飲んでいたそうです。江戸時代に白酒が流行るまでは、桃の節句には桃花酒がつきものでした。

そこで、日本酒に桃の花を浮かべてみてはいかがでしょう。ワインなどに花びらを浮かべてみても素敵。風情を感じる大人のひとときにぴったりです。

<転載、以上>

もちろん、中国で飲まれた桃花酒が「日本酒」であるとは言えません。日本での曲水の宴に使われたお酒が日本酒ではないかと想像したにすぎません。この時代のお酒については、また、別な項目でご紹介したいと思います。
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