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農業関連ニュース : 都市での農地を考える試み:大阪から
投稿者 : kugaioffice 投稿日時: 2015-01-28 08:37:30 (204 ヒット)

農地の可能性考える 「なにわの農業塾」開講

【2015年1月22日・大阪日日新聞より、転載】

都市農業の在り方を考える「大阪発! 新しい農のカタチ なにわの農業塾」が21日、大阪市中央区の谷町空庭で始まった。5回連続講座の第1弾は都市部の農地の可能性について協議した。今後、地域のコミュニティーをはじめ、料理、教育の視点から農業を展望する。農家が減少する中、付加価値を高める意味でも取り組みの成果が注目を集めそうだ。

大阪市内で農業を営む場合、出荷から消費地までの距離が短い利点がある一方で、まとまった農地を確保できず農作物の生産だけでは農業経営が難しいという課題がある。
そこで、地域コミュニティーや教育の専門家を迎えて「新たな農のカタチ」を提案しようと、大阪市が開講。住之江区北加賀屋でコミュニティー農園「北加賀屋みんなのうえん」を運営するNPO法人「Co.to.Hana(コトハナ)」が企画運営した。

講師を務めた地域コミュニティーデザイナーの山崎亮さんは、土に触れる農業体験が心身のリハビリの観点からも求められる点に着目。都市コミュニティーは地縁型からテーマに応じて集うチーム型に変わっているとした上で「地域住民に農地の可能性を知ってもらい、価値を見い出し、新たなプロジェクトを立ち上げることもできる」と呼び掛けた。
大阪市によると、市内の農家は兼業を含めて約940世帯、農地面積は100ヘクタールを下回り、いずれも減少傾向にある。
住吉区でコマツナなどを生産する農業歴50年の浜田孝さん(73)は「市場が近く、出荷費用が安いことが唯一の利点。住宅地の中で農業をしているので、周囲の理解を得てやっていきたい」と話している。

今後は、6次産業化プランナー、都市の体験農園経営者、料理人、食育マイスターなどの講師を迎える予定。大阪市経済戦略局の担当者は「生産量で勝負できない分、新たな付加価値を付けることができれば」と期待している。

【転載、以上】

都市の農地を考える機会づくりを応援したいものです。東京でも同様の試みは行われています。


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