トップ  >  植物利用方別研究  >  食用植物研究  >  食用植物史総論  >  野菜の文化  >  風土区分:日本  >  「菜」について考える:その2 「ナ」が付いた古代より、採集した野生植物の存在
【採集した野生植物を「ナ」と呼んでいた古代】

<中尾佐助氏の著作「料理の起源と食文化」での日本での野菜文化についての記述から、以下に転載>

古代には、野生植物のナの採集がよく行われた。その名残が今の植物名に残っている。別表はその例である。このような野生野菜のナのほか、いわゆる山菜類が日本では非常に知られており、それらへの嗜好は、日本の食文化に定着し、現在でも、その採集、利用が盛んなことは、文明先進国としては他に例をみない。

<転載、以上>

中尾氏は、上記の文章で和名の植物名に残る「ナ」表現を指摘しています。この別表は、史前帰化植物の概念を提唱されたことでも知られる植物学者の前川文夫氏の文献1981年からのもので、次の章でご覧いただけます。

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